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ギーレン＆南西ドイツ放送交響楽団／ブルックナー：交響曲第5番

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『ギーレン＆南西ドイツ放送交響楽団／ブルックナー：交響曲第5番』はセカイモンでdd24bae0から出品され、365の入札を集めて01月24日 16時 52分に、1872円で落札されました。即決価格は1872円でした。決済方法はに対応。千葉県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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ブルックナー
交響曲第5番変ロ長調 WAB105 (1878年原典版)

指揮:ミヒャエル・ギーレン
バーデンバーデン南西ドイツ放送交響楽団
録音:1989年　 (インターコード盤)

ドレスデン生まれの指揮者ミヒャエル・ギーレン(1927-2019)が最も得意とするのがブルックナーの交響曲です。現代音楽のスペシャリストでもあったギーレンは国内盤のCDが数少なかったためか日本では地味な存在でしたが、バーデン＝バーデンの南西ドイツ放送交響楽団の首席指揮者時代に録音したブルックナーの「第5番」「第7番」「第8番」の一連のCDは日本でも話題を呼びました。バッハ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトなども「切れ味鋭い」とされる彼の持ち味が存分に発揮された名演でしたが、ブルックナーはまた別格です。彼にとってはブルックナーは大切なレパートリーであり、1960年台から始めた放送録音でも、最初からその交響曲の何曲かが取り上げられています。ギーレンは長い期間をかけてその解釈に磨きをかけ、使用するスコアも標準的なヴァージョンではなく、その時点で最も「音楽的に面白い」ものを選択、もちろん曲に対するアプローチも彼の特徴(怜悧さ、精緻な響きの探求など)を備えたものです。

この第5番は、ギーレン62歳の演奏です。直裁かつ克明、ひたすらクールに作品の構造を明らかにしていくアプローチに、清らかな情感を交えるようになった頃の演奏です。ギーレンのブルックナーは透明度と引き締まった構成力、生命力のあるリズム感に特徴があります。やや早めのテンポの淀みのない流れで、大げさな表情付けはありませんが、美しい場面は何度も現れます。原盤はインターコードというレーベル、その地味な弱小レーベルで録音していたため、商業ベースの人気とは縁がなかった頃ですが、実力のほどを十分に確認できる快演です。

輸入盤【廃盤】【希少盤】盤面傷無し

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