《女王のワイン》
バルバレスコの歴史を作った
『世界で最も優れた協同組合の一つ!』
『世界のどの協同組合よりも、高水準のワイン作りを継承している。』
と、ロバート・パーカー氏から絶賛され、イタリアの専門誌《ガンベロ・ロッソ》でも最高評価《トレ・ビッキエーレ》を何度も獲得している、プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ。
イタリアの世界的銘醸地であるバルバレスコは今でこそ、《ガヤ》を始めとしてスター生産者がひしめいていますが、19世紀末までバローロ程の知名度はなく、バルバレスコで収穫されたネッビオーロからバローロのワインが作られることもよくありました。
バローロとバルバレスコの違いを初めてラベルで明確に区別したのが、1894年に9つのブドウ農家を結集し、バルバレスコ初の生産者組合カンティーネ・ソシアーリを創設したドミツィオ・カヴァッツァ。
同組合は 1930年に解散しましたが、1958年、小さなブドウ農家を存続させるため、教会の司祭の下で19軒の農家が結集し、プロドゥットーリ・デル・バルバレスコが誕生しました。
パーカー氏に絶賛されて以降は、トップ生産者の地位を確立、今や54の農家が加盟し、畑の総面積は約100ha以上に及びます。
協同組合と言えど、バルバレスコ屈指の畑9つを含む約100ha分を、畑の所有者である54の家族がそれぞれ独自に管理しており、特に畑名付きのリゼルヴァは…
『各銘柄に、どの家のブドウを用いるか?』
を、毎年各家族のブドウの出来によって決めてるのだとか!
品質重視をモットーに、ブドウの品質基準を厳しく設定しているため、最良の出来のブドウのみが納入を許され、収穫したブドウは傷がつかないよう小さなカゴに入れて運ぶなど、その取り扱いにも厳格な指定がなされています。
こういった厳しい取り決めのお陰もあり、協同組合でありながら高品質のワインを造りだすことができ、世界でも最も優れた協同組合の一つとされているのです!
手軽に、確実に、高品質のバルバレスコを味わうなら、プロドゥットーリ・デル・バルバレスコに決まりです!!
輸入元様資料より抜粋
バルバレスコは、王のワイン、バローロと並ぶ「女王のワイン」として知られていますが、19世紀末までバローロ程の知名度はなく、バルバレスコで収穫されたネッビオーロからバローロのワインが作られることもよくありました。
バローロとバルバレスコの違いを初めてラベルで明確に区別したのが1894年に9つのブドウ農家を結集し、バルバレスコ初の生産者組合カンティーネ・ソシアーリを創設したドミツィオ・カヴァッツァでした。
同組合は1930年に解散しましたが、1958年、小さなブドウ農家を存続させるため、教会の司祭の下で19軒の農家が結集し、プロドゥットーリ・デル・バルバレスコが誕生しました。
ワイン・アドヴォケート1990年2月号でロバート・パーカーに「世界のどの協同組合よりも高水準のワイン作りを継承している」と言わしめ、トップ生産者の地位を確立し、今や54の農家が加盟。畑の総面積は110haに及びます。
組合の方針で
各々の畑は、畑の所有者である農家が独自に管理し、伝統を守りながら上質なネッビオーロを育てています。樹齢7年以上の畑から選定した凝縮感のある濃厚なバルバレスコと、樹齢7年以下の若い畑から採れた軽快な味わいのネッビオーロ・ランゲを毎年リリースし、特に良い年にのみ、単一畑のリゼルヴァが9種類生産され、
ボルドーワインのように長期熟成の効く極めて上質なワインを輩出しています。品質重視をモットーに掲げ、ブドウの品質基準を厳しく設定しているため、最良の出来のブドウのみが納入を許され、収穫したブドウは傷がつかないよう小さなカゴに入れて運ぶなど、その取り扱いにも厳格な指定がなされています。
こういった厳しい取り決めのお陰もあり、協同組合でありながら高品質のワインを造りだすことができ、世界でも最も優れた協同組合の一つとされています。
【9つの畑のワインはどの様な性格か】Pora →「優しくシルキーで大地のニュアンス」タナーロ川に最も近く肥沃な地で、近くのオークの高木が生えるところでは『アルバの白トリュフ』が採れます。
Paje →「酸味とフレッシュな果実味」北風が入りやすい盆地に位置し、エレガントな味わいが魅力です。
Ovello →「粘土質の高地が生む溌剌とした果実味」北風が吹きぬける冷涼地で1800年代末からネッビオーロを栽培している歴史的エリアです。
Rio sordo →「酸味とシルキーなタンニン」9つの畑で最も標高が低く、タナーロ川からも遠くない立地。骨格のはっきりとした熟成型です。
Asili →「濃厚で複雑そしてエレガント」Poraに接する西側は風が弱く温暖、Rabajaに接する東側は風が強くやや冷涼。ワイン愛好家が好む複雑味を生み出す歴史的にも有名な畑です。
Rabaja →「素晴らしいバランスの重厚感」Poraから続く尾根の緩い土壌とOvelloから続く引き締まった土壌が合わさる地点で土壌性格がバランス良く混ざる、温暖な畑です。
Moncagota →「エレガントな果実味とパワフルなタンニン」南東向きで他の畑より涼しく、石灰質土壌はカルシウムを多く含んでいます。
Montefico →「パワフルなタンニンとミネラル感」北からの風も入る南向きの畑で、石灰質を多く含む土壌が、9つの畑の中でも特出した張りと深みを与えています。
Montestefano →「豊かな果実味のパワフルボディ」Monteficoの数十メートル南に位置する、同じ南向きで石灰質の高い畑ながら、北風の影響を受けず温暖な気候。9つの畑の中で最も急斜面で水はけが良く、多雨の影響も受けづらい環境で、薫り高く豊満な果実が育ちます。通称「バルバレスコのバローロ」。