内容紹介日清戦争は東アジア国際関係の画期だった。しかしなぜそう言えるのか。宣戦布告までの過程で清韓宗属関係の解体を導き、下関条約の内容確定と三国干渉を含む履行プロセスで不平等条約体制の動揺と各国の相互関係の変質を促した日本外交の中核的役割を浮き彫りにし、戦争の位置づけを問い直す意欲作。【書評】・『日本歴史』(第836号、2018年1月号、評者:大谷正氏)・南日本新聞(2017年7月30日付)・『東アジア近代史』(第21号、2017年6月、評者:檜山幸夫氏)・静岡新聞(2017年6月18日付)ほか計6地方紙[大分合同新聞:4月23日付、河北新聞:4月16日付、山梨日日新聞・日本海新聞・熊本日日新聞:4月2日付]・『週刊読書人』(第3181号、2017年3月17日、評者:関智英氏)“世界史的課題を、日本外交史の材料から論じた優