目次
第1章 どのように機械時計は動くか(表輪列;裏輪列 ほか)
第2章 どのように歩度は決まるか(時計における等時性とは;等時性の実際 ほか)
第3章 どのように振り角は決まるか(機械時計のエネルギー;てんぷでのエネルギー消費 ほか)
第4章 どのように歩度は測られるか(刻音;刻音によるコーアクシャル(同軸)脱進機の分析 ほか)
第5章 これからの機械時計(近年のイギリス時計事情;クロノグラフと発停誤差 ほか)
著者等紹介
小牧昭一郎[コマキショウイチロウ]
日本時計研究会・技術顧問。1934年生まれ。東京大学工学部応用物理学科計測工学専修卒業。1958年第二精工舎入社、主として時計の設計、研究に従事。機械時計の研究領域ではスイス天文台コンクールへのコンクール時計の提出を担当、クオーツの開発では研究開発・設計部長などを歴任。2010年日本時計学会より、当該年度に提出した論文「ひげぜんまい重心移動の理論と実際―内端カーブの効果の最適化」で青木賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
機械式時計の仕組みから、組立、調整、これからの方向性、その魅力までを余すことなく解説した決定版。
1970年代以降デジタル時計の発展に伴い,機械式時計のシェアは縮小してきたが,近年その魅力が見直され,販売台数も増加傾向にある.本書は,機械式時計の仕組みから,組立,調整,これからの方向性まで,その魅力までをふんだんに解説した決定版書籍.
第1章 どのように機械時計は動くか
第2章 どのように歩度は決まるか
第3章 どのように振り角は決まるか
第4章 どのように歩度は測られるか
第5章 これからの機械時計
【著者紹介】
小牧 昭一郎
小牧昭一郎:日本時計研究会・技術顧問