脈状を把握し、証を立てられるようになるには時間と訓練が必要です。ですが、脈は体の今の状態を表現しているものです。体の状態の把握は脈を感じることができれば誰でも行えます。本DVDはこれから脈診を始める人のために、脈の考え方から取り方、脈の記載方法、少人数で行うトレーニング法までを解説しています。もちろん経絡配当や祖脈についても紹介していますが、大事なのは毎日患者の脈を診ることにあります。脈が触れやすいか、触れにくいか。脈が速いか遅いか。脈に力があるのかないのか。それらがある程度わかれば、大まかな治療方針が立てられ、患者にアドバイスが可能です。本DVDでまずは脈の変化を感じ取り、臨床に応用することから始めていきましょう。