[エムファイブスタック マイコン IoT モジュール 電子工作 自由工作]Kendryte社製のK210を搭載したAIカメラ
K210は、ニューラルネットワークプロセッサ(KPU)とデュアルコア 64ビットRISC-V CPUを使用し、高性能な画像処理を行うことができます。
M5StickVは、スピーカー、マイク、LCDディスプレイ、ジャイロスコープ、リチウム電池を搭載し、GROVE互換のコネクタによる拡張も可能です。カメラには高感度なOmniVision社製OV7740イメージセンサを搭載しています。K210用のMicroPython環境であるMaixPyを使用してアプリケーションの開発ができます。また、カメラ以外にもAudio Processorを内蔵しているため音声認識が可能です。
※他のM5Stack製品と異なり、ESP32は搭載していません。
【焦点距離(レンズ位置)調整について】
焦点距離(レンズ位置)調整用のアタッチメントが付属する場合は、ピントが合うように適宜調整してご利用ください。
※バージョンによっては、あらかじめ最適な位置に固定されています。この場合は、調整用アタッチメントは付属しません。
【M5Stickの6軸センサについて】
本製品に搭載されている6軸センサには、MPU6886とSH200Qのどちらかが採用されています。どちらを搭載しているかはI2Cアドレスを調べることで判別可能です。詳しくは下記ブログ記事を参照してください。
M5StickVの6軸センサについて(144Labグループ開発者ブログ)
【ファイル転送について】
・ampyやuPyLoaderを使ってファイル転送をする場合、シリアル接続ができない場合があります。これは、起動時に自動起動されたスクリプトが動いているためです。ボタンA(LCDと同じ面にある大きなボタン)を押したまま電源を入れてください。スクリプトの自動起動がキャンセルされるので、シリアル接続ができるようになります。ampyを使う場合は何度かリセットされるので、ボタンAを押したまま作業をした方がよいでしょう。
・購入時に入っている顔認識スクリプトはboot.pyです。(2019/07/12現在)【仕様】
・デュアルコア 64ビットRISC-V RV64IMAFDC(RV64GC)CPU/400MHz(ノーマル)
・Dual Independent Double Precision FPU
・8MB 64ビット幅On-Chip SRAM
・ニューラルネットワークプロセッサ(KPU)/0.8Tops
・Field Programmable IO Array(FPIOA)
・SPI、I2C、UART、I2S、RTC、PWMなどの入出力
・フラッシュ:16MB
・ボタン×2(正面、側面)
・バッテリー:200mAh
・ステータスLED(RGBW)
・microSDカードスロット
・マイク:MSM261S4030HOR
・ジャイロ:MPU6886(I2Cアドレス:0x68) またはSH200Q(I2Cアドレス:0x6c)
本製品には、上記2種類のうちどちらかが搭載されています。どちらが搭載されているかは、I2Cアドレスで判別することが可能です。詳しくは、「M5StickVの6軸センサについて(144Labグループ開発者ブログ)」を参照してください(2019年7月24日追記)。
・ST7789 TFT液晶(135×240)
・OV7740 カメラ(656×488)
・AES、SHA256アクセラレータ
・Direct Memory Access Controller(DMAC)
・MicroPythonのサポート
・ファームウェア暗号化のサポート
【アプリケーション例】
・顔認識/検出
・物体検出/分類
・ターゲットのサイズと座標をリアルタイムで取得
・リアルタイムで検出されたターゲットの種類を取得
・形状認識
・録画、再生
・ゲームシミュレータ
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