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汐汲み　潮汲み　押し絵　押絵　縮緬　アンティーク　明治〜昭和初期

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『汐汲み　潮汲み　押し絵　押絵　縮緬　アンティーク　明治〜昭和初期』はセカイモンで758d1270から出品され、427の入札を集めて01月06日 16時 52分に、2574円で落札されました。即決価格は2574円でした。決済方法はに対応。秋田県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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#しっぽのお人形

引き出しから出てきたシリーズです。

33㎝ほどある大きな押し絵の汐汲みです。15年くらい前に骨董屋さんで見つけて購入しました。　

押絵の歴史は遡れば平安時代に至るそうですが、花開いたのは江戸期。
歌舞伎役者の似姿を押絵で再現した羽子板が人気を博しました。これは令和の今でも浅草あたりで作られ続けていますので、ご覧になった方もおいででしょう。

また、両家の子女たちがその技術を習い、押絵に美しい江戸縮緬を用いたり、無地の絹地に模様を描いたりして楽しんだそうです。今で言うハンドメイド、手芸の世界ですね。

その美意識や技術に秀でた方の作品は、寺社に奉納されたとか。

江戸川乱歩や久生十蘭には、押絵の女性が魂を持って人の心をとらえてしまう話があります。お人形と同じですね。

こちらは素人の御婦人ではなく専門職の手になる作品と思われます。
後から棒を刺して飾ったり、いくつかの押し絵と組みまあわせて文楽のように芝居仕立てに動かしたりしたようです。

お顔に傷みがあります。
桶と担ぎ棒をつなぐ紐がありません。
要所要所に使われているのは薄手の江戸縮緬ではないかと思われます。

頭がぐらつき危うかったので、後から細い木で繋いで厚紙を貼りました。

額装されると立派になります。

なんだかよくわからないパーツ(この作品とは関係ないものかもしれません）も一緒にお送りいたしますね。
それと水桶に紐をつけたい方のために、古い紐もおまけに差し上げます。写真14が修復イメージです。

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